通信講座No.2「調剤薬局事務」
調剤薬局事務の仕事内容は、医療事務のものと似ていますが、レセプトの部分などには違いがあります。
国の施策により「診療は病院」「薬は調剤薬局」という医薬分業が進んでおり、ここ数年で調剤薬局を多くみかけるようになりました。それに伴い調剤薬局事務の資格を持っている人の需要が増え、今では医療事務の資格に並んで人気の資格になっているようです。
具体的な仕事
・受付で患者さんから処方箋とお薬手帳を受取る。
・再来の患者さん→前回のデータと照合、処方箋にミスがないかの確認、薬剤師へ
・新規の患者さん→問診票の記載、病歴・薬のアレルギーの有無の確認、患者さんのデーター入力、薬剤師へ
・レセプト(調剤報酬請求書)の入力、お薬手帳の作成後、会計
・薬剤師さんが忙しい時などは、薬の説明
・備品や、薬剤の在庫のチェックやそれを納品する業者さんの対応
・納品所、請求書の整理
・患者さんへの対応(年配の方の歩行補助や、時にはクレームなど)
・薬局内の清掃、整理整頓、電話対応など
・薬局が円滑に運営していくために、薬剤師さんが仕事に集中できるようにサポートする
調剤薬局事務で働くメリット
・正社員かパートかの選択が可能(自分の時間に合わせ勤務できる)
・薬の知識が得られる
・いったん資格を取得し就職後、転勤などで離職した場合でも再就職しやすい。
・医療機関がお休みの日曜日や祝日は確実に休めます。お盆・年末年始・GW等
・薬局のほとんどが経営状態が安定しているので、潰れてしまうという不安は少ないです。
デメリット
・基本女性が多い職場になりますので、揉め事も多少あるかと思います。
・求人倍率が高いので、すごい競争率のようです。
・資格を持っているより、経験を重視される場合もある。
調剤薬局事務の給料
調剤薬局によっても地域によっても格差があるとは思います。あくまでも参考程度ですが、正社員だと18万が相場のようです。派遣社員の場合は時給1,700円前後。パート・アルバイトは時給850円ほどが相場のようです。
調剤薬局の増加と共に需要が増えてきた調剤薬局事務ですが、薬の専門的知識が必要とされるため医療事務より待遇がいいみたいです。人気の理由は医療事務と同じような理由で、資格の年齢制限がない事や、勤務する時間を選べるのも人気の理由かもしれません。
ご主人の転勤などにより引越しした場合でも、全国に調剤薬局は出来てきているので需要はあると思います。受講講座により資格取得後のお仕事サポートをしている所もありますので、資料請求をして比較し受講してみて下さい。
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